.

小舎便り > ゆく年くる年


新年おめでとうございます

本年もこれまで同様よろしくお願い申し上げます。
                2015.元旦
            
この年末年始はまたまた大雪に見舞われてしまいましたが、幸い2011年のような大混乱は起きなかったのでほっとしました。
こんな大雪の状況の中、今年も小舎で年越しを楽しもうと、大勢の方々が訪ねて下さいました。

車でおいでになる方はこの時期の交通渋滞や雪道、電車バスでおいでになる方は混雑の中大変な思いをされておいで下さいましてありがとうございました。
それだけこの時期ここで逢える仲間達の魅力の成せる技ということなのでしょう。
 
さて今年も普段は遠く離れなかなか小舎においでになれない方々の為にも空白を感じられないよう、行事や日々の様子をHPやブログでお届けしたいと思います。
つたない便り、ブログではありますが楽しみに御笑覧頂ければ幸いです。

この8月には小舎も開所40周年を迎えます。充実した日々にしたいと思っています。 



  2014→ 2015
★カウントダウン★     

今年も残念ながら大雪で、竜神様へ初詣の雪の参道が作れませんでした。
そこで年越しは室内でワイワイと賑やかにお喋りの花を咲かせていました。
丁度のタイミングで
誰かがつけたTVの行く年来る年のカウントダウンに合わせて
5、4、3、2、イチーーー!。一斉に「おめでとう!」の声が飛び交い新年を祝いあい、とても和やかで温かな空気に包まれましたました。     

★新年の朝食★


昨夜は3時頃まで起きていた人達がいたようで(私は1時半)、朝はゆっくりと起床。
朝食は例年通り朝昼兼用お雑煮のお祝い膳を10時頃これまたゆっくりと囲みました。
         
・お雑煮・・・鶏だし、しょうゆ味のさっぱり した関東風具は、大根、人参、ごぼう、 ホウ蓮草、鶏肉
・メイン皿・・・厚焼き玉子、きんぴらごぼう、田作り、紅白蒲鉾、みかん
・生酢・・・大根、人参、柚子
・黒豆・・・クコの実飾り
・漬物・・・白菜塩漬け、赤蕪甘酢漬


※毎度のU助さんが、お雑煮のお餅を1昨年は13個、昨年はなんと15個!
そして今年は10個、健康診断を控えているとかで少しガマンのようです?!

スポンサーリンク



★夕  食★

夕食提供がなくなって2年目の年末年始。
昨年で大分慣れて下さったのか、今回はとてもスムースにいったようです。
お客様の殆どが毎度の顔ぶれなので、事前に連絡を取り合い小舎へ上がってくる前に町で食材を仕入れて来られました。

初回の方にも電話予約を頂いた時にその旨お伝えしておきました。
その女性は初めてとは思えないほど、すぐおかしな連中の中に溶け込んでノリにノッテ下さるような明るい方で嬉しくなりました。


4時頃から夕食作りが開始され、31日、元旦共献立は鍋料理。

水場で食材を洗ったあとは食堂に移り全員で刻み作業、それはテーブルいっぱいに広がり賑やかな時間となりました。



みんなであだのこだの言いながら実に楽しそうでした。

深い雪に覆われ何もない山麓の小舎ですが、こんな所でもいい仲間と過ごす時間が、何にも替えがたいものなのですね。

予想以上に男性陣が大活躍、結構みなさん手馴れておいでのようで・・・。
腕の見せ所、とばかり実力以上のものを発揮しながら嬉々とされていましたね。

みんなで一緒に何かを作り上げる作業は本当に楽しいものです。
みんなの顔にそう画いていました。
実に分かりやすい方々です。

完成したお鍋はカレー、ハヤシ、タラ汁、ホワイトシチュウなど。

その他にもあるわ、あるわ、食卓はみんなが色んな物を持ち寄って、大ご馳走になっていました。



私達もタラ汁を少々おすそ分け頂きました。

出汁がきいてとてもおいしかったです。
おじさん達、良い仕事してました。
ご馳走様でした。

 

  ハイ、かんぱーい

 


★正月お楽しみ会★

元日の夕食後恒例の会


 
今年の司会進行も、すでに20年以上も続いているお馴染み、息もピッタリ!なおっちゃん&さゆり夫妻。
本当に長い間お世話になっています。

今年のお2人はいつになくちょっと刺激的で、(要するに犬も食わないってことで)のっけから多いに笑わせて貰いました。 

振り返れば今年もずっと笑いっぱなしでお正月が終わったような気がします。

スポンサーリンク

 
◎今回も「書初め大会」

昨年初めてやってみて、墨で字を書く楽しさにはまってしまったようで、今年も続けて書初め大会。
書道っていいものですね。始めは笑いながらでも筆を持って紙に向うと、何となく気も引き締まってくるのが不思議です。

・今年は5,7,5の俳句を考えます。季語は「冬」

①誰かの上の句5,7までの文字を書いた紙を1枚ロープに吊るします。
②順番に前へ出て自分の作った下の句5文字を覚えておいて半紙に書初めし、その紙
 の下につけます。
③次にまた①と同様に上の句を書いた紙を吊るします。
④これに②と同様に下の句5文字を半紙に書初めしその紙の下につけます。
⑤これを順番に続けていきます。
⑥全く別の人の上と下が繋がり一つの俳句が完成します。
⑦絶妙な味でぴったりと合う句になっているもの、何でこんな風になるの?といったものなどその落差のおかしさや、いい句を味わう雰囲気を楽しもうというものです。
最後には元の上の句と下の句を繋げて誰のものか言い当てる楽しさもありました。


◎何と言っても各自の書初めの時のフォーマンスが最も盛り上がります。

気迫が籠り過ぎウゥ~ッとうなり声だけで室内を圧倒させてしまう人、これには我が夫が最も強い反応を示し、おなかを抱えて七転八倒!









ヨガなどを教えておられる整体師のHさんは足をあげてポーズをとっての書初めです!


今回小舎デビューのMさん、筆の持ち方もサラサラと、みんなで思わず「オーッ」と感心すると、「私の父が書道を教えて・・・」周囲「~やっぱり~」「・・・はいなかったんですヨー」「エーッ」と周囲ずっこけたり、の多いに乗ってくれたなかなかのツワモノ女性に全員大喜びさせられたり。


今年の正月も酸欠になるほど笑わせていただきました。
みなさんの書初め作品です。
どんな願いが込められているのでしょうか、笑っちゃいます。


やはりその場にいてその空気を一緒に吸っていただかないと、今回おいでになれなかった方、来年はどうぞこの仲間に入ってくださいね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

☆夕食作り開始4時頃までは、みなさん車の方に分乗させて貰い、色んな温泉へ出かけられていました。

志張元湯、銭川温泉、後生掛温泉、また少し遠出の真冬の雪をこいての、奥八九朗、奥奥八九朗温泉などがなかなか趣があってよかったようです。

思い切りたっぷりの雪に小舎デビューの女性は大感激で、車に積もった雪や、小舎の前の除雪なども率先して手伝い、雪まみれになって大喜びされていました。
雪に慣れ過ぎている周りの人達からは「オー若いなア~ッ」と呆れて感心されていました。

初めての方、久しぶりの方、毎度の方、こんな方達が大きな一つの輪になって過ごした数日間でしたが、今年も本当に和気あいあいとすばらしい時間を持つことが出来ました。

いつもまるで親戚の家か、実家に帰ってきたみたいと言ってくれる方がおりますが、これからも
そんな風に思っていただけるような場所にしていきたいと思っております。

☆今年も20数年に亘りお手伝い頂いている大阪からの久美ちゃん、そして司会のおっちゃん&さゆり夫妻、本当にありがとうございました。
お陰さまで今年も大笑いして良い年を迎えることができました。
みなさまに感謝する思いです。

しばし深い雪の中で冬眠します。

と言っても除雪に追われる日々になりそうですが。

 今冬は本当に大雪が続いています。
 春よ来い、早く来い!

   

次の小舎開きは4/末頃からです、どうぞ楽しみにお待ち下さい!

スポンサーリンク


2015.01.13 記  (平成27年)    
小舎便りへ 
 


↑ PAGE TOP