おゆきの風景・小舎便り > コロナウイルス危機に思うこと


ご無沙汰してしまいました。                              この度のコロナウイルス危機に関して思うところがあり、整理してみたらこうなりましたのでご覧いただければ幸いです。

2月始めにコロナウイルスの感染者が日本で発覚してから、いまだに具体的な治療手段の打つ手が無いまま首都圏中心で緊急事態宣言の発令が現実のものとなりました。          このままでいくと全国での緊急事態宣言の発令は時間の問題ではないでしょうか?

ニュースを見ると、人々の不要不急の行動の自粛、様々な業種で営業活動の自粛要請、またそれに関連した行政からの補償の問題が入り組み、更に様々な問題を増やしていく方へエネルギーを無駄に消費しているように感じます。

高度な文明にあるなかで華やかな文化を享受しながらこの先も・・・と疑いをもたずにきた今、コロナウイルス一つで右も左も、上も下も閉ざされていることに気が付き、これまで腐った土台に乗っかり外見だけは立派に見える高層ビルの上で幻想を見てきたことが露呈してしまったようです。

問題の解決にはコロナウイルスの感染者を治すことです。                 どうやって治すかは、仮想だったこれまでの文明を巻き戻し、置き忘れてきた本当に大事だったものを探し出すことが最初の課題と思います。                      おそらくたくさん見つかると思いますが、その見つかったものを生かしていくことができたらコロナ危機を解消できるような気がします。

例えばあるプロジェクトが完成し動き始めていっているとき、原因不明の不具合が生じた場合には、これまでのプロジェクトの構築順序を一つ一つさかのぼって不具合を発見し修復して再スタートするわけですが、それと同じことをすれば良いわけです。
コロナウイルスの問題は医学の分野ですので医学の世界に絞って考えてみると、ここまで確立してきた城の骨組み又は基礎工事で未完のままの状態、または良いことと解っていてもあえて無視してきたこと・・・これらを見つけ出し修復し、また不要なものを削除し、分っていながら無視してきた宝を拾い上げこの危機に活用できたら救うことができるように思います。

このようにどの分野でも不具合の種は、その分野に関連す過去の中に生きているはずです。  不具合を内蔵している最先端の技術をベースにするばかりで過去を見つめなおさず、明日だけ見つめての研究だったらこの先も不安です。

今回のコロナウイルス周辺の問題は、これまでのように表面的に取り繕うような小技では太刀打ちできないことはもはやどなたも感じておられることでしょう。

もし私が感染したら断食して治そうと思っています。


以上でした


  


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