おゆきの風景・小舎便り > 令和元年春~初夏


長らくご無沙汰してしまいました。
春の営業再開から何だかんだと忙しくしておりました。
営業再開するまでは以前から気になっていた小舎内部の補修と改造。
一部ホールの壁の塗装、喫煙室の窓の作りつけ。
これまでの羽目ころしの窓を開閉できるような木枠の窓に作り変えました。
全部手作りでやりましたが、久しぶりの木工作業だったせいか手間取りました。
でもまあまあの出来になってよかよか。
以前は


今はこうなりました


小舎を再開しひと賑わいしたあとは、山菜パーティーと山菜月間のための収穫っと。
毎年のことなのですが楽しいながら結構な仕事量になります。
山菜パーティーの様子は おゆきの日々 に紹介させていただいてますのでご覧ください。

早いもので山菜シーズンがひと段落したあとは冬用のまき割りと我が家の畑作業です。
外での作業は梅雨入り前にしておきたいし、老体には結構ハードな日々となりました。
今年薪用の楢の丸太をいただいたのですが、数年野ざらしのまま放置されていたので薪にはどうかな?と思いながらチェンソーで切り込みを入れてみたら乾燥が進みいい状態のものも多くあり硬かったです。
太いものは部分的に直径70センチくらい、長さ7メートルくらいのものも6本ほどありました。
この太さとなると長さ35センチで輪切りにする(たま切りと言います)のには結構な技がいるのでした。

この硬くしまった太い丸太にはチェンソ-といえども刃がなかなかはいっていきません。
また刃の長さが25センチですからあちらからとこちらから刃を入れるわけですが、切込みにズレが生じてしまいうまく切断できないのです。
しかも丸太が大きすぎるので、切込みがずれた部分を切りやすい位置に人力では転がすことが出来ません。
しかし幸いにも冬にしか出番がなかった除雪機(ミニローダー)が使えることを思いつきこれを出動させ、あっちゴロゴロこっちゴロゴロと転がし何とかクリアしたのでした。
全部切り終えたときにはもうクタクタ~のヘロヘロ~。

この後は鉞(まさかり)で薪にする作業が待っているのでした。
でもこの時点でもう6月中旬、畑の方にはまだ手付かずの状態でしたので疲れている場合でもありませんでしたがそこはそれ、「急がず休み休み~」の得意な戦法で乗り切ったのでした。
幸い入梅も遅れぎみでしたので集中的にことを進められ助かりました。
これで来年の冬も暖かく過ごすことができます。やれやれ

次は畑仕事です。
私の担当は大豆の栽培です。
収穫した大豆は味噌汁の味噌や自家製納豆に使用して皆さんに食べていただいております。
一昨年、昨年と収穫が芳しくなかったので今年は気合を入れてかかりました。

普通大豆は大量に栽培するため種を畑に直播をしますがかなり鳥に持っていかれロスが発生しますので、私は苗床で発芽させたものを畑に定植する方法をとっています。
大豆の苗は薪を処理している合間にしておきました。
薪切りに手間取りましたので苗がどんどん生長していき、その意味でも薪を早く処理してしまわなければ苗の畑への定植に不都合を生じてしまいますので追われるような作業になりました。

昨年の収穫を終え冬を越した畑はモグラやネズミ他小動物が穴だらけにしますので、薪の作業を終えたあと苗を植えられるようにまずは畝を整備しました。
雑草もかなり根を張り、頑固なものも増えていましたので取り除きながら、これも手作業なので結構な労力でした。
この時期にはもう虫が発生していて、顔や手などをあちこち刺されながらですのでなるべく早朝5時ころから9時くらいまでを畑作業としました。
この時間帯はすがすがしく虫もまだ活動していないので仕事がはかどりました。
とはいっても入梅との競争でもありますので日中虫に刺されながらの作業もしながらでした。
こうして定植を何とか終え、その2~3日後からぽつぽつと雨の日が並ぶようになりました。
今年の春から初夏にかけては頑張った甲斐があったのを実感できた半年でした。



  


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